自分がどんな職業に就きたいのかわかっていない人も多く、適性を確認するためには、それぞれの職業の魅力を把握することが大切です。
それを考えると、介護職の魅力は大変わかりやすいものです。

例えば、介護職は人から求められる職業であることは間違いありません。それも間接的に感謝を述べられるのではなく、自分が介護をした高齢者や利用者から直接感謝の言葉をもらえるため、その感謝の言葉自体がやりがいとなるでしょう。

また、介護の現場は高齢者と会話ができる貴重な場であり、そこで新たな価値観や学びに触れることが、自身の人生に影響を与えることは珍しくないのです。さらに、実際に自分の親を介護するときにも、介護職で培ったスキルは大いに役立つでしょう。

また、介護職は将来的に更にニーズが高まることが予想されます。日本の高齢化社会において、介護士はなくてはならない職業です。そのため近年では、人材確保のために働きやすい環境の整備の力を入れたり、待遇改善を検討したりと、色々な取り組みがされています。

将来にわたって、しばらく残り続けるとされている職業は意外と少なく、介護職もそうした職業の一つであると言えるのです。
そのため、せっかく介護職を通じてスキルを培ったのに、需要がなく活かす場所がなくなった…とはなりません。10年かけて培った経験をそのまま新しい資格取得に活かしたり、キャリアアップに問題なく活かすことができるのです。